このような症状がある方
下記のような症状のある方は、大腸内視鏡検査を受けることをお勧めします。
受診後すぐに検査のご予約が可能ですので、お気軽にご相談ください。
当院では患者様の安全のため、新型コロナウィルスによる感染症対策も実施しております。
- ・血便
- ・お尻からの出血
- ・下痢や便秘が多い
- ・便が細くなった
- ・腹痛が続いている
- ・便潜血検査で1度でも陽性が出たことがある
苦痛のない大腸内視鏡検査(大腸カメラ)
大腸は、一直線ではなく、曲がりくねり、重なり合う管腔臓器であるために内視鏡を挿入するため
には、専門的な高度なテクニックが必要で、医師個人の力量、経験、症例数が問われる検査です。
当院では経験豊富な医師が、最新の電子スコープを使い、なるべく腸を押さずにそのままの形を
維持しながら挿入する軸保持短縮法にて検査を行っています。
鎮痛、鎮静剤の注射で、ウトウトする程度の軽く眠った状態で苦痛がない様に検査を施行するので、
とても楽に検査が出来るようになっています。(全行程約10分前後)
また、当院では10mm以下のポリープであればEMR(内視鏡的粘膜切除術)、ここ数年で
普及しているコールドポリペクトミーを日帰りで行っております。
EMRとは、病変と筋層の間の粘膜下層へ生理食塩水などを注入し持ち上げて人工的に隆起を形成し、
スネアという針金のような輪っかをポリープに引っ掛けて高周波の電流で焼き切り、切除する方法です。
コールドポリペクトミーとは、隆起しているポリープにスネアを
ひっかけ、高周波電流のような熱を加えずに切除する方法をいいます。この方法は、術後出血や穿孔
(腸に穴が開く)などのリスクが軽減されます。ですので、「血液を固まり難くする薬」を服用して
いる方でも出血の危険が極めて低くなります。
以前は5mm以下の微小なポリープは経過観察すべきとされていましたが、コールドポリペクトミー
であれば5mm以下の微小なポリープでも簡単に切除することが可能なため、ポリープを残すことによる
病変の増大やがん化する不安要素を取り除くことができます。
また、内視鏡挿入中に使用する腸を膨らますための空気は腸からの吸収が100倍早い炭酸ガスを使
用するため、検査後のお腹の膨満感は普通の空気を使用するものと比べてかなり軽減されます。鎮静剤を
使用しても検査後少し休んで帰宅することが出来ます。また、手術適応がある病変が認められれば、お近く
の病院への紹介やその他の必要な検査も円滑に行うことが可能です。(副院長による関連病院での出張内視鏡
手術も行っております。)
ご質問、ご相談は当院に直接お問い合わせ下さい。
■大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の流れ■









①検査は午後からになります。受付で手続きを済ませて下さい。
④検査終了後は鎮静剤(眠くるなる薬)の効果がなくなるまで、お休み頂きます。
【病理組織・ポリープ切除をした場合】
・食事はすぐにとれませんが水分(医師の指示後)はおとりいただけます。(2~3日は消化の良い食事をおとり下さい。)
飲酒は1週間避けて下さい。
・入浴(湯船につからず)はシャワー程度にして下さい。
・お腹に負担のかかる動作、運動、遠方の旅行は1週間は避けて下さい
・上記について検査終了安静後、診察時に検査後の生活についてDr より説明があります。
②鎮静剤(眠くなる薬)を使用した場合、検査後はすぐ帰ることができません。
車、自転車、バイク等で来院された方、高齢の方で付き添い(連絡が取れる方)がいない方等は、鎮静剤を使用できない場合がありますのでご了承ください。
③検査は15~30分程度で終了です。病理組織、ポリープを切除する場合があります。

■大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の料金について■
3割負担 | 2割負担 | 1割負担 | |
---|---|---|---|
検査のみ | 約5,000円 | 約3,500円 | 約1,700円 |
検査+病理組織検査 | 約10,000円~ | 約6,500円~ | 約3,300円~ |
検査+ポリープ切除 | 約21,000円~ | 約14,000円~ | 約7,000円~ |
※診察料を含むおおよその金額になります。処置内容により多少前後する場合がございます。
※胃と大腸の内視鏡検査を同日に行うことも可能です。詳しくはご相談ください。