▼ 感染を防ぐ方法
 破傷風菌は、嫌気性菌(空気に触れることを嫌う菌)なので、浅い傷より、深い刺し傷の時に感染する率が高いのですが、どこかわからないような小さな傷から感染する場合もあります。傷を受けた場合は、きれいに洗浄し、消毒薬を塗布することが望まれます。潜伏期間は、3日から4週間位。


▼ 症状
 手足の異常感、倦怠感、筋肉の硬直、開口障害、嚥下困難(ものが飲み込みにくくなる)ついで、音や光の刺激により全身の痙攣発作がおきます。開口障害から痙攣発作までの時間が短いほど、病気は重症です。痙攣発作を経過すると回復しますが、30%の人は、不幸な転帰をたどります。

▼ 接種方法
 原則として3回。初回接種より4週間から8週間後に2回目の接種を行います。3回目は6ヶ月後(~18ヶ月後)になります。若年者で小児期に三種混合などの既存免疫ならびに小学校時に追加免疫のある場合は、1回ないし2回の接種で十分と思われます。

▼感染しやすい地域
 世界各国(特に発展途上国の場合は、道路整備が悪く、自動車の整備も行き届かないことから交通事故が多いため。また、インド、タイなどの寺院参拝時には裸足で参拝することが多く、足に怪我を受けやすい))