【感染症情報】なぜ予防接種が必要か
2006/06/10

ヨーロッパやアメリカのような文明国であっても、怪我からうつる破傷風、あるいは動物の噛み傷による狂犬病、また生牡蠣などの海産物の生食によるA型肝炎にかかる可能性があります。危険と言われる発展途上国であっても、比較的短期の滞在で、一流ホテルに泊まり、ミネラルウォーターを飲用していれば、病気にかかる可能性は少なくなると思います。
人間は生きていくためには食物と水分が必要です。そのために、口から入る伝染病の感染には十分に注意をしなければいけません。日本のような、水道水が飲用できる国は稀で、たとえ水道水であっても、水洗便所の流し水や洗濯の使用水にしか使えない国もあります。のどが渇いた時は、ミネラルウォーターがベストで、現地の水を飲むときは、沸騰させた後で飲むようにしてください。
現地の果物で作ってあるジュース、水割りの氷、砕いた氷が入っているカクテルなども危険です。アイスクリームや、ヨーグルト、アイスキャンディーなども控えてください。また、サラダのような生野菜や、カットフルーツなどのような果物も、汚い水で洗ったり、調理器具や野菜に、病原体や寄生虫が付いている可能性があります。野菜も、火を通したものが安心でしょう。
果物は、丸のまま買ってきて、きれいな水で洗い、きれいなナイフでカットして食べてください。魚介類も、汚染された河川や湖で獲れた物を生で食べると、病原菌や寄生虫が体に入ります。生ガキで代表される貝類は、特にA型肝炎のウィルスを持ちやすいと言われており、発展途上国ばかりでなく、世界中どの地域でも感染する可能性があります。生肉も、寄生虫や病原菌の感染の可能性があるので、控えてください。
以上のことより、よく火を通して調理された料理が安心と言えます。